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【マンガまとめ】心理学を学んでいる人におすすめの漫画

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投稿日:2024年8月18日

 

この記事では、精神科・心療内科が舞台になっている漫画や、精神科医臨床心理士公認心理師・看護師・精神保健福祉士(PSW)・スクールカウンセラーなどが活躍するマンガを紹介します。

心理学を学んでいる人、臨床心理士公認心理師を目指している人が臨床現場をイメージするときに役に立つマンガです。

どの作品も心理学の知識がなくても読める本なので、気軽に読み始められると思います。

<記事内で紹介するマンガがおすすめの人>


公認心理師臨床心理士を目指している人

・臨床現場で働いてる人

・教科書を読んだり、座学だけの学びで行き詰まっている学生

・心理教育用のマンガを探している人

・精神科や心の病気について知ってもらいたい人

・勉強の間にほっと一息つきたい人

 

 

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心理学を学んでいる人におすすめのマンガ

Shirin~精神科医ヨワイ~ 七海仁・月子


新宿で精神科を開業している精神科医ヨワイ先生の物語です。

新人看護師雨宮有里(26)が入職し、精神保健福祉士と3名で力を合わせながら臨床していきます。

パニック障害編・大人の発達障害編・摂食障害編・PTSD編など、様々な精神疾患の患者さんとヨワイ先生の関りを描きながら、治療のプロセスを歩んでいきます。


特に3巻の摂食障害のパートは、ボディイメージのゆがみがマンガで分かりやすく表現されていたり、自助グループに繋がるときの葛藤が描かれていたりして、かなり読み応えがありました。

精神疾患の症状が漫画の中で描かれているので、心理学を勉強している人がよりリアルにイメージをする助けになります。

漫画の中の設定なので「現実には難しいのでは…?」という動きもありますが、社会資源の使い方や心理教育としての伝え方(症状との付き合い方、精神科と心療内科の違いなど)など、臨床場面の参考になることも多いです。

個人的には「精神科を受診するか迷っている」知り合いに、第1巻だけでも読んでもらいたいな〜と思った1冊です。

2024年8月現在、紙版・電子版共に12巻まで発売されています。

 

 

摂食障害編が登場する3巻はこちら

 

 

木曜日のシェフレラ スクールカウンセラー五加木純架  大澄剛

 

小学校のスクールカウンセラーが主人公のマンガです。毎週木曜日に非常勤として小学校に出勤するスクールカウンセラーの五加木純架(うこぎ すみか)が、校内暴力や自傷行為の問題を抱えている子どもと関わっていきます。

子どもに対する関わり方はもちろん、他職種連携や校内での動き方などもイメージしやすい作品です。

スクールカウンセラーや学校臨床に興味のある方にはぜひ読んでほしい1冊です。イラストもかわいくて癒されます。

 

2024年8月現在、紙版・電子版とも2巻まで発売されています。

 

 

 

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死にたいと言ってください 保健所こころの支援係 中原ろく


とあるきっかけでサラリーマンを退職したのち、精神保健福祉士の資格を取って保健所の保健予防課に就職した主人公の基羊介(もとい ようすけ)(男・34歳)が、自殺予防のために保健所の職員として奔走する物語です。

双極性障害、ひきこもり、ASD、軽度知的障害など様々な背景に持つ人に対して新人の主人公がどのように関わっていくのかを読むことができます。

上司や同僚、先輩精神保健福祉士のサポートを得ながら少しずつ成長していく主人公を追うことで、臨床現場を追体験できる作品です。

今まで、臨床心理士精神保健福祉士の違いが分からずにモヤモヤしていたのですが、この漫画を通して仕事内容の違いが少し理解できたように感じます。(枠の設定の違いなど)


2024年8月現在、紙版は3巻まで、電子版は4巻まで発売されています。Kindle Unlimited会員は無料で読める巻もあるようです。

 

 

ヤングケアラー みえない私 相葉キョウコ


かなり鋭い視点からヤングケアラーが描かれています。松本俊彦先生監修の作品です。
ヤングケアラー本人の視点で描かれているので、支援者の視点ではない立場から物語に入れ込めます。

ヤングケアラー当事者の心情はもちろんですが、ヤングケアラーを取り巻く周りの人の動きも興味深く読むことができます。

中途半端に心配して、相談先のチラシを渡す担任の先生、チラシを受け取っても相談に行きたくないと感じる男子高校生、気持ちの変化があり相談に行くも、自分の考えを押し付けてくるボランティアのおばちゃん(相談途中でボランティアのおばちゃんが上のスタッフの人に止められていて、マンガの中なのに安心しました…)など、かなりリアルに描かれています。

臨床現場で働く人間として、色々と考えさせられる作品でした。

個人的には、読んだ後しばらくドキドキとして放心状態となりました。

1巻で完結する作品なので、さくっと読めるのもおすすめポイントです。

 

 

白目むきながら心理カウンセラーやってます 白目みさえ

 

精神科病院臨床心理士として働いている白目みさえ先生が書かれているマンガです。

病院に就職した新人心理士と一緒に、「カウンセリングとは?」「病院ではどんなふうに働くの?」「病院現場はどんな感じなの?」「患者さんにはどうやって向き合っていくの?」といったことを学ぶことができます。

「教科書で心理学について読んでもよく分からない…イメージが持ちにくい…」と感じている心理学の勉強をしている学生さんに特におすすめの1冊です。


1巻で完結する作品ですが、読み返すたびに新しい発見がある本です。心理学を学んでいる人や、将来臨床心理士公認心理師を目指している人はぜひ手元に1冊置いておくと良いと思います。

紙版・電子版共に発売されています。

 

 

 

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まとめ

今回は、心理学を学んでいる人におすすめのマンガを紹介しました。

心理学の勉強は教科書や本だけではイメージがつきにくいことも多いと思います。マンガや小説なども利用しながら、楽しく勉強を進めていくきっかけになると嬉しいです。

心理学を学んでいる人におすすめの小説はこちらの記事で紹介しています。

【小説まとめ】心理学を学ぶ人におすすめの小説

 

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