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心理系大学院に合格するためにやること8選【公認心理師・臨床心理士】

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最終更新日:2022年9月13日

 

今回は、心理系大学院に合格するためにやることを解説します。

筆者は、社会人(元理系)から、国立大学院に合格しました。

公認心理師臨床心理士を目指して、心理系の大学院受験をする人は、この記事を読み、やるべきことを把握しましょう。

 

 

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やること

1.志望校を決める

一番最初にやることが「志望校を決める」ことです。

志望校を決めるためには、大学院の情報を集めたり、研究したいテーマや、将来自分がやりたい臨床を考える必要があります。

大学院説明会に参加したり、HPで情報を集めながら、志望校を決めていきましょう。

 

志望校の決め方はこちらにまとめました。

psychology-study.com

 

また、公認心理師臨床心理士を目指して大学院へ進学する人は、研究だけでなく、「実習をする」という視点を踏まえて大学院探しをする必要があります。

心理系大学院ならではの内部事情や、大学院を選ぶ視点はこちらにまとめました。

note.com

 

リアルな大学院生活については、こちらにまとめています。大学院生活の様子を知りたい方、モチベーションを上げたい方は参考にしてください。

psychology-study.com

 

 

2.研究室訪問をする

志望校の候補を複数校に絞れたら、研究室訪問を行います。自分のやりたい研究テーマを指導してもらえるのか、先生や先輩と相性はよさそうかなど、確認するべき点はたくさんあります。

大学院によっては、受験前に研究室訪問を義務付けている大学院もあります。

研究室訪問は、本当に重要なので、受験前に必ず行いましょう。特に外部受験生・社会人受験生は必須です。

 

研究室訪問のやり方はこちらにまとめました。

psychology-study.com

 

3.面接対策

大学院受験では、面接試験が実施されます。

面接試験では主に「研究計画書」と「志望動機」について聞かれます。

志望動機はもちろん、自分のやりたい研究についてしっかり考えられているのか、心理学の研究ができる知識が身についているのか、社会性やコミュニケーション能力はあるかなどが見られます。自分は、大学院の受験1か月前に面接対策を行いました。

 

面接対策でやることや体験談はこちらにまとめました。

psychology-study.com

 

 

作成するもの

4.研究計画書

研究計画書を作成します。テーマを決めて、先行研究を調べ、研究計画を立て、添削をしてもらい、指定された書式や文字数に合わせて、研究計画書を作成します。すごく時間がかかります。

特に初学者の場合は、研究計画書の作成方法から学習する必要があります。

自分は、テーマ探しを始めてから、完成までに約1年かかりました。大学院受験をする人は、早めに取り掛かることをお勧めします。

 

研究計画書は必ず「添削」をしてもらいましょう。志望校の先生やゼミの先輩、予備校の先生に頼むことができます。

素人が作成した研究計画書は、大学院の先生に一発で見抜かれます。そして、「この人はきちんと研究の勉強をしていないんだな」と思われてしまいます。

自分は、予備校の先生や、臨床心理学を学んでいる大学院生に添削を依頼しました。

 

また、研究計画書は「願書」と同じタイミングで提出する大学院がほとんどです。「大学院の受験日」までに完成していればいいのではなく、「願書の提出日」までに完成させる必要があるので注意しましょう。

 

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5.願書

大学院受験をするときに、願書を提出する必要があります。

必要な書類を集めたり(成績証明書や卒業証明書など)、志望理由書を書いたり、研究計画書を完成させておく必要があります。

また、手書きで提出する大学院も多いため、願書の作成にものすごく時間が取られます。

出願校の数にもよりますが、受験の1~2か月前に10~20時間程度は願書作成に必要になる可能性があることを頭に入れておきましょう。

 

 

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勉強すること

6.心理学

一番重要な科目です。過去問研究を行い、それぞれの志望校に合った受験対策が必要になります。

自分は、予備校の授業を受け、用語まとめノートを作成し、過去問研究を行い、アウトプットの練習をしました。

心理学の勉強方法の詳細はこちらにまとめました。

 

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7.英語

苦手意識がある人も多いかもしれませんが、一番差がつく科目だと言われています。

大学院受験では、英文和訳(英語の文章を読み、日本語で訳す)が出題される大学院が多くあります。また、一部の難関校では和文英訳(日本語を見て、英文を書く)も出題されます。

英語の勉強では「単語力を鍛える(語彙を増やす)」「心理学の専門用語を覚える」「英文和訳の練習をする」ことが必要になります。

使用した参考書や、英文和訳・和文英訳の勉強法はこちらにまとめました。

 

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8.統計学

心理統計学の知識が必要となる大学院も多くあります。

統計の用語説明が求められる大学院が多いですが、一部の大学院では、実際に計算をする問題や、グラフを書いて説明するような問題が出題されます。必ず過去問研究をして、出題の傾向を掴みましょう。

統計学も苦手とする人が多い科目ですが、受験に合格するために、避けては通れません。

統計学の参考書をレベル別にまとめた記事や、初学者からの勉強方法についてまとめた記事があるので、参考にしてください。

 

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まとめ

今回は、心理系大学院に合格するためにやることを8つまとめました。

さらに詳しく大学院受験や、研究計画書の作成方法、大学院生生活についてい知りたい人はこちらの参考書がおすすめです。受験対策について学べるだけでなく、大学院生活の過ごし方なども書いてあるため、モチベーションアップにもつながると思います。

また、心理系大学院を受験するか迷っている人にも、情報を集める1つのツールとしておすすめの1冊です。

 

 

 

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