通信制大学では試験やレポートが何度か不合格となった経験があります。コロナ禍で在宅試験が実施されていたのですが、友人を作ることが難しい状態だったので、メンタル的にかなり苦しみました。
今回は、通信制大学に3年次編入し、最短卒業した自分のメンタルケアや試験に不合格となったときの対処法をまとめます。
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つらかったこと
不合格の理由が分からない
一番しんどかった理由はこれです。自分の場合、実習やスクーリング要件となっているかなり重要な科目で連続して不合格となりました。
返却されるテスト結果にコメントは無し。レポート形式のテストの場合、なぜ不合格なのかもわかりません。
先生に直接聞けない
在籍していた聖徳大学の場合、担当している先生と顔を合わせて話ができるのは、スクーリングの時のみです。
しかし、スクーリング受講の前に取得する必要のある科目の場合、試験の段階では先生に直接質問することはできません。
また、スクーリングのない科目の場合、一回も先生と顔を合わせることなく卒業することになります。
なぜ不合格なのか、どこが違っているのか、何が足りないのかを質問できる相手がいないことは本当に苦しかったです。
聖徳大学の場合、先生への質問は郵送で大学へ送り、郵送で返却されるシステムとなっています。そのため、返事が返ってくるまでに時間がかかる上、紙面上でしか先生とやり取りができません。
励まし合える友人がいない、情報をくれる友人がいない
通学生の場合、友人を作って、テスト前に励まし合ったり、先輩から過去問情報をもらったりして情報共有できると思います。
しかし、通信制の場合、自分から能動的に動き友人や同級生の仲間を作らないと、ひとりで勉強に取り組むことになります。コロナの影響でスクーリングもすべて在宅となったため、リアルに顔を合わせる友人ができませんでした。
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対処法
質問を送ってみる
先生に向けて質問を送りましょう。試験のことや、教科書の内容など、先生に質問することで突破口が開かれたりします。自分の在学期間は、郵送でしか質問が送れなかったので、本当に不便でしたが…
聖徳大学の事務局に電話で相談してみるのも一つの手です。実際に自分は、数回不合格となった科目について、「合格できる気がしない、どうしたらいいか」と半泣きで電話をしたことがありました。
参考文献を読んでみる
配本された教科書だけではなく、シラバスに書いてある参考文献や、教科書の中に記載されている参考文献などを読みこむことで、試験問題の回答に近づけるかもしれません。
聖徳大学の図書館には心理学系の文献がたくさんあるので、おすすめです。
聖徳大学の試験やレポートに合格するために、使用していた参考書はこちらにまとめました。教科書以外の参考書を見ながら勉強を進めるのがおススメです。
また、聖徳大学心理学科の各科目の勉強法や難易度、使用した参考書の詳細はこちらにまとめました。
特定の科目に合格できず困っている人は、参考にしてみてください。
論文を調べてみる
どうしても合格できなかった科目に関しては、先生の名前で論文を検索したり、問われている概念について論文検索をしたりして、傾向と対策をつかむよう対処していました。
他の科目に手を付けてみる
一旦その科目と向き合うのをあきらめて、他の科目に取り組むこともありました。気分転換も大事です。
誰かに愚痴る
家族や友人に「こんな科目があって、なかなかテストに合格できないんだよね」みたいな話をしていました。話を聞いてもらえるだけで、だいぶ楽になれます。mixiの掲示板にも、難しい試験に関する投稿がいくつかありました。同じような境遇の人もいるんだな、と思いながら励まされていました。
友人を作ろう
SNSを使ったり、スクーリングの時に声をかけるなりして、友人・仲間を作っておくのがいいと思います。テストの愚痴や情報交換、相談や励まし合える仲間がいることは本当に力になります。
自分はSNS経由で何人かの同級生と知り合いになり、オンライン上で愚痴を聞いてもらったり、勉強会などを行っていました。
また、試験に落ちたときは勉強計画も随時修正していくことになります。計画が崩れると焦りますが、一度落ち着いて、計画を立て直したり、大学の事務局に相談してみるのも一つの手だと思います。
きっと同じように悩んで苦しんできた先輩がたくさんいるはずです。自分も連続で試験に落ちたときはかなり落ち込みました。
「この苦しみを味わうのも今だけだ」とか考えたり、大学の事務局の方に電話で相談する等して、なんとか乗り越えました。
難しい課題も多く、苦労するかもしれませんがきっと乗り越えられるはずです。頑張ってください!
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