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臨床心理士試験の論文記述対策にやったことを全部書く【一発合格】

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最終更新日:2025年10月10日

投稿日:2025年9月5日

 

今回は、臨床心理士試験の一次試験(筆記試験)の論文記述対策のためにやったことや勉強法、押さえておきたいポイントをまとめます。

筆者は予備校などの講座は一切使わず臨床心理士試験に一発合格しています。

 

臨床心理士試験は、仕事や研究をしながら対策をしないといけない人が多く、また、択一試験の対策の負担が大きいため、論述対策だけに注力するわけにもいきません。

対策にかけられる時間が少ない中で、いかに要点を抑えて対策を進めていくかが大事だと思っています。

 

筆者は筆記対策を始めたのがギリギリで、論文対策に使った勉強時間は6時間ほどです。

自分に合った勉強は人それぞれだと思います。

あくまでも「こんな風に勉強した人もいるよ」というスタンスで読んでもらえたらと思います。

 

 

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筆者のステータス

・論文試験対策に使った時間は6時間程度(少ない方だと思います)

・論文試験対策をした時期は、主に試験1週間前

・文章を書くことには慣れているので、論文自体への抵抗感はほとんどなし

・論文対策よりも、択一試験対策の方が切羽詰まっている状況

 

論述対策の具体的な勉強方法・対策

筆記試験の論文記述対策のためにやった具体的な勉強手順をまとめます。

 

1.自分の立ち位置を確認

まずは、自分の状況やスキル、学習に使える時間などを確認しました。

試験までの残り日数や勉強に使える時間を計算すると、論文対策に使える時間は6時間、多くて10時間弱だなと見積もりました。

また、論文対策よりも択一試験の対策の方が切羽詰まっていたので、直前期は択一試験の対策に集中したいと考えました。

 

文章を書くこと自体には慣れていたので、「論文を書く」ことへの抵抗感はほとんどなく、書く内容さえ決まれば、文章化するスピードは、比較的早い自覚がありました。

ただ、手書き1200文字がどれくらいの速さで書けるかは分からないので、制限時間とのバランスは確認しておく必要があると考えました。

 

2.論文の書き方・過去問の情報収集

何はともあれ、過去問や出題形式、臨床心理士試験に特化した論文の書き方を知らないと対策できないので、情報収集しました。

移動時間などの細かい時間を使って取り組みました。全部で2時間くらいと記憶しています。

 

  • 過去問分析

心理系大学院入試&公認心理師・臨床心理士試験のための心理学標準テキスト」に、過去数十年分の論文のテーマが掲載されています。

年度別に載っているので、時代による出題傾向を分析することも可能です。

トレンドがあるので、近年のテーマを見て、「こんな課題が出そうかな」「逆転移とかの話は出る可能性は低そう」など分析していました。

 

 

 

  • 論文の書き方を学ぶ

臨床心理士試験の論文の出題のされ方、文字数、制限時間、試験に合わせた論文対策は「一発合格!臨床心理士対策テキスト&予想問題集」を読んで学びました。

択一試験の対策にもなるので、一石二鳥の本です。解答例なども載っているので、「こんな風に書いたらいいのか」というイメージをつかむことができます。

筆者受験時は、紙の本は完売していたので、新品を入手することができませんでした…kindleでも読めるので、kindleで購入し、通勤時間に学習していました。

 

 

 

論文試験では、「こんな臨床心理士になってほしい」という試験協会側の意図を汲んで、論文を書く必要があると考えました。

受験生として、独自性を出すのではなく、「日本臨床心理士資格認定協会」から求められていることから外れずに、論文を書いていくことが大切です。

 

そのため、「新・臨床心理士になるために」(通称:赤本)の中に書かれている臨床心理士の専門性と資格資質、専門業務や活動像、倫理綱領などに目を通しました。

特に「4つの業務」「独自性」「専門性」「汎用性」については、繰り返し読んで、自分の中にかみ砕いて落とし込み、自分の言葉で説明できるようにまとめました。

(特に「独自性」「専門性」「汎用性」については、ちょっと難しい表現で書かれているので、私は繰り返し読んで、咀嚼する作業が必要でした)

 

 

 

 

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3.何も見ずに手書きで過去の論文を書いてみる

最低限の知識を頭に入れたら、「何も見ずに」「時間を測って」「手書きで」1年分の論文を書いてみました。私は直近1年の昨年度の過去問のテーマを使用しました。

過去問に取り組む90分+反省・分析30分合計2時間使いました。

 

Wordの表機能を使って、原稿用紙もどきを作成し、印刷したものを使用しました。

作成した原稿用紙は、横24マス×縦50マスで1,200文字が書ける、横書きの原稿用紙です。(本番の原稿用紙の文字数の配置がどうだったかは失念してしまいました…)

 

本番では「下書き用」と「清書用」の2枚が配布されます。

同じ条件で行うために、「下書き用」と「清書用」の2枚を用意して、90分の制限時間内に書ききれるかを検証しました。

 

本番と同じように鉛筆と消しゴムを使って書きました。

久しぶりに鉛筆を握ったので、持ち心地・書き心地などのリハーサルにもなりました。

試験直前に慌てないように、早めに鉛筆と消しゴムを用意しておくとよいと思います。

 

 

 

書いた後は、赤本の要項を確認しながら、臨床心理士の業務、心構え、位置付けなどを反映させた内容かどうかを確認しました。

また、構成→下書き→清書にかかる時間を見積り、当日の時間配分の作戦を立てました。

 

実際に書いてみた結果、

「90分の制限時間で論文を書くことは大丈夫そう」

「手書きで1200文字書くのは疲れるけど、なんとかなりそう」

臨床心理士の業務内容や倫理、独自性や専門性についてはもう少し詳しく抑えておく必要がありそう」

「書く内容やエピソードを予め決めておくと組み立てやすいな」

といったことを考えました。

 

この過去問演習で、制限時間内に書ききることが難しかった人や、論文の組み立てで躓いた人は、本番と同じような条件で書く練習(過去問演習)を繰り返しやっておくと安心かもしれません。

 

 

4.スムーズに書くための対策

過去問に取り組んだ結果、「制限時間内に論文を完成させる」ことは問題なさそうだと判断したので、論述試験で書く内容やエピソードを整理する作業をしました。

 

主に、

  • 数年分の過去問や予想テーマについて、「これがきたら〇〇を書こう」ということをWordで箇条書きにする
  • 論文に使えそうな今までの経験を整理しておく

という作業をしました。

 

過去問は「心理系大学院入試&公認心理師・臨床心理士試験のための心理学標準テキスト」から抜粋し、予想問題は「一発合格!臨床心理士対策テキスト&予想問題集」を参考にしました。

箇条書きにしたものは、印刷して当日持参し、昼休みに目を通しました。

 

また、論文の中で説得力を増すために使用するエピソードや経験を棚卸する作業をしました。

大学や大学院時代の実習、修士論文の研究、就職した後に取り組んだ業務の中から、過去問と関連付けて書きやすそうなエピソードを選び、整理しておきました。

 

4つの業務の「心理査定」「面接」「地域援助」「調査・研究」について、それぞれ書けそうなエピソードを抽出しておいた、という感じです。この作業は、二次試験の面接対策にも役立ちました。

「心理査定」「面接」「調査・研究」はエピソードを出しやすいと思いますが、「地域援助」は院卒1年目で書きにくい人も多いかもしれません。

今までの経験で書けそうなことはあるか、無いとしたらどんな切り口から書くかについて、検討しておくとよいと思います。

 

この作業をする時には、赤本を隣に置いて、臨床心理士の「専門性」「独自性」「汎用性」を意識しながら取り組みました。

余談になりますが、ウカンムリクリップがあると、テキストを開きながら作業ができるので便利です。

 

 

 

試験までの残り時間が少なかったので、手書きではなく、PCを使って取り組みました。だいたい2時間程度と記憶しています。

残った時間は択一試験対策に全て費やしました。

 

 

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試験までに最低限確認しておきたいこと

論述試験を受けるまでに最低限、確認して、頭に入れておきたいことをまとめます。

 

知識編

  • 原稿用紙の使い方(改行、マスの使い方、数字や英語の書き方など)

  • 数年分の過去問と出題傾向

  • 新・臨床心理士になるために」に書かれている内容(専門性・資格資質・臨床心理士倫理綱領・倫理規定など)

 

対策編

  • 論文試験で書けそうな自分の体験を整理しておく(実習、修論、仕事内容など)
  • 「4つの業務」「独自性」「専門性」「汎用性」を自分の言葉でまとめられるようにしておく
  • 当日の時間配分を決めておく(構成→下書き→清書)

 

 

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臨床心理士試験の本番で意識したこと

論文記述試験の本番で意識したことを書きます。

合格すること」だけを念頭に置いて取り組みました。

 

文字数だけは何が何でも突破できるようにする

文字数は「1,001文字以上」「1,200文字以内」という指定があります。

この文字数を突破できなかったら、採点対象外となってしまうことが危惧されます。

内容がまとまっていなくても、納得いくことが書けなかったとしても、文字数だけはクリアすることを最優先に考えて取り組みました。

そのためには、「1200文字清書する」ために、何分くらい必要か、を予め把握しておけると安心です。

手書きするスピードを逆算しておき、「残り〇分になったら清書する」と決めてから取り組みました。

 

イデアや独自性ではなく、赤本に書かれている臨床心理士の業務内容、位置付けに合わせたことを書く

個性を出そうとせずに、赤本に書かれている内容に準拠した内容を淡々と書きました。

そのためには、赤本に書かれている内容の理解が大切です。

本番直前の昼休みにも「4つの業務」「独自性」「専門性」「汎用性」の内容をさらっと確認しておきました。

 

予備の鉛筆・消しゴムを用意しておく

試験本番に使う椅子や机は、結構ガタガタ揺れます。(古いパイプ椅子と長机でした、あまり快適じゃないです…)

なので、隣の人が消しゴムをかけた拍子などに、鉛筆や消しゴムが落ちてしまうリスクもあります。

試験官が拾いに来てくれる時間がもったいなくなる可能性もあるので、予備の鉛筆・消しゴムを用意しておくと安心です。

私は、鉛筆数本を輪ゴムでまとめて、机上に置いておきました。

 

 

 

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まとめ

今回は、臨床心理士試験の論文記述対策について、筆者なりの対策・勉強方法をまとめました。

残りの勉強時間と自分の立ち位置を確認して、どれくらい論文対策に時間を使えるか逆算してからできるといいと思います。

 

選択問題の勉強法や面接対策については、こちらの記事にまとめています。

 

▶一次試験(択一)の対策

【一発合格】臨床心理士試験 一次試験(択一試験)のおすすめ対策・勉強方法

 

▶二次試験(面接)の対策

【面接対策】臨床心理士の二次試験対策でやったことを全部書く 

 

▶おすすめ参考書

【合格者おすすめ】臨床心理士の一次試験(筆記・論文試験)対策におすすめの参考書

 

試験直前期は、ストレスフルな時期かと思いますが、頑張って合格を勝ちとってもらえたらと思います。

この記事を読んでくれた方の合格を応援しています!!

 

また、実際に心理職として働き始めた筆者の葛藤や悩みなどを「駆け出し心理職のつれづれ」という定期購読マガジンで書いています。

臨床心理士試験を経て、転職や新しい職場探しを検討する人もいると思います。よければチェックしてみてください。

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