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スクールカウンセラーの仕事や働き方が知りたい人におすすめの本【公認心理師・臨床心理士】

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スクールカウンセラーに興味があるけど、どんな仕事なの?大変なの?」

スクールカウンセラーになりたいけど、どうやってなればいいの?」

という人向けに、スクールカウンセラーの仕事や働き方を学べる本を紹介します。

 

スクールカウンセラー公認心理師臨床心理士の資格を持っている人が多い職業です。

実際に心理職として働いている筆者が、スクールカウンセラーの仕事や働き方を学ぶにあたって参考になったおすすめの本を紹介します。

 

臨床心理士公認心理師の働き方や仕事について知りたいときにおすすめの本はこちらの記事から探してみてください。

psychology-study.com

 

 

 

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スクールカウンセラーの仕事が知りたい人

これからスクールカウンセラーを目指す人や、スクールカウンセラーの仕事を知りたい人におすすめの本をまとめます。

スクールカウンセラーの仕事が知りたい人

スクールカウンセラーの第一歩 改訂新装版 学校現場への入り口から面接実施までの手引き

 

スクールカウンセラーとして働き始めるときに疑問に持つことがまとめられている本です。

スクールカウンセラーとしてのやりがいなどキラキラした理想的な場面だけでなく、大変なことや苦労することなども丁寧に書かれています。なので、いい意味でスクールカウンセラーの現実を知ることができます。

また、スクールカウンセラーになるための具体的な手続きとして、就職活動、派遣先の決定、引継ぎ、学校への初日の入り方など、かなり詳細に書かれているため、これからスクールカウンセラーとして働き始める人にも参考になる情報が盛りだくさんです。

スクールカウンセラーが日頃どのようなことに気を付けているのか、何を見ているのか、といった視点も学べます。

スクールカウンセラーについてリアルに知りたいんだけど、どの本がおすすめ?」と聞かれたら「まずはこれを読んでみて!」と最初におすすめしたい本です。

また、改訂新装版は2025年3月に発行されており、情報が新しいのも推せるポイントです。

 

 

心理職の仕事と私生活 若手のライフ・ワーク・バランスを考える

 

スクールカウンセラーだけでなく、企業や病院、大学など様々な場所で働く心理職の「ライフ」と「ワーク」について書かれている本です。

スクールカウンセラーの章では、スクールカウンセラーの労働環境が給与や雇用形態別にまとめられています。また、同世代との給与・働き方の違いやスクールカウンセラーとして働く上で抱える必要のある問題点まで書かれているため、実際にスクールカウンセラーとして働き始めた後の自分の生活やお金について考えることができます。

また、キンダーカウンセラー(簡単に言うとスクールカウンセラーの幼稚園版)として働いている方の体験談も読むことができます。

非常勤掛持ちとはどのような働き方になるのか?生きていくための工夫とは?心理職の労働環境は?などの疑問を持つ人にとって、学びになる本だと思います。

 

 

 

まちにとけこむ公認心理師 ひろがる心理支援のかたち

この本も、スクールカウンセラーだけでなく、様々な場所や領域で働いている公認心理師の働き方について学ぶことができます。犯罪被害者・加害者、ひきこもり、発達障害など色々な方の支援をしている人が登場します。

「個性豊かな私立学校にスクールカウンセリング・システムをつくる」という章があり、私立学校へのスクールカウンセラーの派遣事業を行っている人の体験談を読むことができます。

SC自身の体験というより、どのようにシステムを構築したのか、どんな形でマネジメントや契約をしているのかという視点が中心になりますが、「こんな働き方もあるのか!」という発見になると思います。

 

 

 

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スクールカウンセラーとして働き始めてから参考になる本

スクールカウンセラーとして働き始める人や大学院で学校へ実習に行く人の参考になる本をまとめます。

上で紹介した本も、もちろん働き始めた後でも参考になりますが、もう少し臨床実践よりの内容が書かれている本をまとめます。

 

スクールカウンセリングモデル100

スクールカウンセリングの100事例がまとめられている本です。

章立てが「教師との連携」「家庭訪問」「家族の要因」「カウンセリング」「問題行動」「障害」「躁うつ体質」「医療との関わり」「失敗例」と分けられており、目次で事例の内容・学年・性別が確認できます。

必要な時に、読みたい事例を見て読むことができるため、バイブル的に活用できます。

また、「失敗例」も丁寧に書かれているのが「スクールカウンセリングモデル100」の良いところで、読むだけでもすごく勉強になります。

2022年に第8版が発行されており、長い期間、多くの臨床家に読まれている本なのだなと思っています。

大学院受験や公認心理師試験、臨床心理士試験の事例問題へ取り組むときの参考にもなりました。

 

 

 

スクールカウンセラーのための主張と交渉のスキル

「はじめに」の2ページを読んで、ぐっと引き込まれた本です。(ぜひ本屋さんで手に取って読んでみてください)

基本的に一人職場である学校の中でどのように「主張」して「交渉」していくかというポイントが凝縮されています。また、この本を読むだけで、「ひとり職場だけどひとりじゃないんだな」という気持ちになれるような気がしました。

スクールカウンセラーの1日の過ごし方や、事例別の交渉術、常勤スクールカウンセラーの課題など、色々なトピックが盛り込まれています。コラムも多く、興味のある所から読んでいけるので、読みやすい本だと思います。

 

 

 

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まとめ

今回は、スクールカウンセラーの仕事や働き方が知りたい人におすすめの本をまとめました。

スクールカウンセラーと言っても色々な働き方があり、やりがいや大変なことなどたくさんあるようです。本を読んでスクールカウンセラーへの理解を深め、自分のキャリアの道が開かれていることを祈っています。

公認心理師臨床心理士の働き方や仕事について知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。

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