通信制大学から心理系大学院 合格までの道のり

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聖徳大学心理学科の入学後 最初にやるべき科目

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今回は、通信制大学聖徳大学心理学科に入学した人に向けて「最初にやるべき科目」を解説します。

 

聖徳大学へ入学したけど、どの科目から取り組んだらいいか分からない」という方も多いと思います。

公認心理師を目指して、聖徳大学心理学科に3年次編入し、最短の2年間で卒業した筆者が、優先的に取り組むべき科目をまとめました。

 

なお、筆者の在学時の情報になるため、履修要件などは必ず最新の情報をシラバス等で確認してください。

 

 

 

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はじめに

基本的に好きな順番で取り組めばいい

通信制大学の場合、自分のペースで科目に取り組むことができます。

特に制限はないので、自分のやりたい科目から取り組んでOKです。

 

スクーリングや実習を受けるために必修となる科目がある

先ほど、好きな順番で取り組めばいいと書きましたが、科目によっては、事前に他の科目に合格してないと受講できない科目があります。

例えば、スクーリング科目の「心理的アセスメントⅡ・Ⅲ」は「心理的アセスメントⅠ」に合格しないと、受講することができません。

他にも、「心理演習」や「心理実習」など、さらに受講条件が厳しい科目があるので、きちんと確認しましょう。

 

最短卒業を目指している人は、事前の計画が必要

最短卒業を目指している人は、事前に履修する科目のスケジュールや順番の計画を立てて、学習に取り組むことを推奨します。

試験は1か月に3科目まで、スクーリングも1年の中で受講できるタイミングが決まっている、などの条件があります。卒業の半年前に慌ててレポートや試験をクリアしようと思っても、それはできないので、しっかりと計画を立てましょう。

 

自分が最短卒業するために行った、勉強計画の立て方はこちらの記事で解説しています。

psychology-study.com

 

また、2年間の履修スケジュールはこちらの記事にまとめました。

psychology-study.com

 

 

優先順位が高い科目

今回は、個人的に優先順位が高いと思われる科目をまとめてみました。

どの科目から手を付けるか迷っている人は、まずは下記の科目の中からやりやすそうだと感じたレポートに取り組んでみるといいと思います。

また、それぞれのリンク先には、各科目に取り組むときに使える参考書や勉強方法をまとめているので、そちらも参考にしてください。

 

心理学概論

理由:合格しないと受講できない科目があるため

   心理学の全体像を捉えることができるため

   スクーリングがあるため

 

psychology-study.com

 

心理学研究法

理由:合格しないと受講できない科目があるため

   レポートの負担が大きいため

   難易度が高いため(人によっては、レポート提出するまでにすごく時間がかかる)

 

psychology-study.com

 

心理学統計法

理由:合格しないと受講できない科目があるため

   レポートの負担が大きいため

   難易度が高いため(人によっては、レポート提出するまでにすごく時間がかかる)

 

psychology-study.com

 

心理的アセスメントⅠ

理由:合格しないと受講できない科目があるため

   難易度が高いため

   試験が難しく、不合格となる学生がたくさんいるため(自分は3回不合格になりました)

 

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心理学的支援法Ⅰ

理由:合格しないと受講できない科目があるため

   難易度が高いため

   試験が難しく、不合格となる学生がたくさんいるため

 

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おすすめの参考書

これからはじめて心理学の勉強をする方に向けて、最初に購入して損はない参考書を紹介します。

残念ながら、聖徳大学から配布される教科書は、初学者にとって難易度が高すぎるものもあります。また、教科書を読んだだけではレポートや試験に合格できない科目もあります。

 

勉強をスムーズに始めるためには、自分のレベル・知識量に合った参考書を使うことが重要です。

自分の現在のレベルより高すぎる教科書を使って勉強しても、何が書いてあるのかちんぷんかんぷんで、理解するまでに時間がかかり、心が折れ、挫折する可能性が高いと考えています。

多少お金はかかりますが、手元に数冊の参考書を用意することで、より効率的に学習を進められます。

 

図解 心理学用語大全:人物と用語でたどる心の学問

「心理学の勉強がはじめてで、何もわからない!」「文字だらけの教科書を読むのがつらい!」という人におすすめの参考書です。

イラストが多く、中高生でも楽しく読める心理学の参考書だと考えています。

配布された教科書をパラパラとめくって、何が書いてあるかさっぱり分からないと感じた方は、こちらの参考書から読んでみるのがおススメです。

 

 

公認心理師臨床心理士 大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理学編

こちらも、心理学の初学者におすすめの参考書です。

自分は、この参考書をかなり愛用していました。聖徳大学のレポート課題やから、大学院受験まで長くお世話になりました。

心理学のジャンル別に、初学者でも理解できる文章とイラストでまとめられています。

また、1つの科目だけでなく、聖徳大学の必修科目のほぼ全域が網羅されています。(もちろん基礎的な内容になりますが)

1冊手元に置いておくだけで、ほぼすべての科目の学習に役立てることができるので、コスパ最強です。

 

 

現代心理学辞典

心理学の勉強を始めるときに「心理学辞典」が1冊手元にあるだけで、学習効率がかなり変わります

レポート課題に取り組んでいると、分からない単語が出てきても、教科書の中で該当する説明文が見つからないときがあります。

そんな時は、まずは心理学辞典を引き、定義を確認したり、関連用語を学ぶことで、回答に近づける場合があります。

 

心理学辞典は何冊かありますが、これから聖徳大学で勉強を始める方におすすめしたいのはこちらの「現代心理学辞典」です。

2021年に発売された辞典なので、最新の心理学の研究や知見が入っています。

心理学の研究は、毎年新しい発見がたくさんあるため、心理学の常識もどんどん変わっていきます。

昔刊行された心理学辞典を使用すると情報が古く、1990年時点では合っていたけど、2020年時点では間違っている、といった内容を学習してしまう可能性があります。

そのため、これから心理学辞典を購入しようと考えている人には、こちらの心理学辞典をおすすめしたいです。

 

 
心理学辞典は、レポートの文字数制限の調整の心強い味方です。
あと200文字足りない!となったとき、心理学辞典に書かれている定義や、周辺語彙の説明を追記することで、文字数調整に役立てることができます。
 
また、PCにデータを入れて保存したい場合はWindows向けにダウンロード版も販売されているようです。
 

 

また、他にも勉強をするときに使用した参考書はたくさんあります。

こちらの記事で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

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まとめ

今回は、聖徳大学心理学科に入学した後、最初にやるべき科目について解説しました。

それぞれの学習のペースがあると思います。

各科目の難易度や取り組む優先順位、使用した参考書や学習方法はこちらの記事にまとめてあります。勉強に行き詰ったときに活用してください。

 

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このサイトには、聖徳大学心理学科を2年で卒業し、国立大学院へ進学した筆者の勉強ノウハウをまとめています。

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