この記事では、公認心理師試験の前日・当日のスケジュールや過ごし方、持ち物、会場の様子などをまとめます。
筆者は第7回公認心理師試験を受験し、合格しました。
第7回試験は、3月に実施されたため、会場の寒さ対策などにも言及します。
これから公認心理師試験を受ける人は、当日のイメージトレーニングや持ち物の確認に活用してもらえると幸いです。
なお、試験会場の様子や体制については、毎年変化する可能性があります。
あくまでも「筆者が受験した」ときの様子についてまとめます。持ち物などは変わる可能性があるので、必ず公式HPや受験票を確認するようにしてください。
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前日の過ごし方
試験前日は、「あまり無理をしないこと」「睡眠を十分にとって、当日最善のコンディションで受けること」を意識して過ごしました。
朝カフェに行き、今まで間違えた問題の復習を3時間ほど行い、午後はゆっくり過ごしていた(大学院の課題をやっていた)、という感じです。
また、当日の持ち物を用意しました。持ち物は後述します。
東京・大阪が遠方の人の場合、前日は移動日となると思います。慣れない環境への移動やホテル泊まりで疲れもたまるかもしれません。リラックスできるものを用意したり、早めに休息を取るなどの対策を考えておくのもいいと思います。
また、土地勘が無い場合は、前日に会場の下見をしておくのも安心できる材料のひとつかと思います。
また、2週間ほど前から、試験時間に合わせて受験勉強や活動を行い、朝から頭が働くようなコンディションに調整していました。
当日のスケジュール・過ごし方
試験会場へ移動
電車を使って移動しました。駅から徒歩15分ほどの距離に会場があったので、結構歩いて移動した感じです。バスを使っている人もいました。土地勘があったため、そこまで不安はありませんでした。
受験生の流れができているので、その波に乗っていくことも可能かと思います。
電車の遅延などのリスクを考え、1時間前には到着するスケジュールで動きました。
移動中は「直前に確認するぞ」と思った内容を、スマホで撮影し、復習をしていました。あとは、朝早かったので寝ながら移動していた…という感じです。
駅前のコンビニで昼食とおやつを調達しました。会場前にもコンビニがあったのですが、受験生でごった返していました。
会場入り
私の受験時はいくつかの棟に分かれて受験会場が設置されていました。大部屋で200人くらいの受験生がいたんじゃないかな…と思います。
集合時間の約1時間前に着いたのですが、数名の受験生は既に着席していました。トイレを早めに済ませ、席で復習をしたり、音楽を聴いてリラックスしていました。
女子トイレは行列する可能性があったので、個室の数と会場の広さ(人数の目安)を把握し、行列のリスクを予測しておきました。
マスクの着用は任意でした。会場が乾燥していたり、花粉が飛び始めている時期かと思います。
試験直前
席で復習をし、「もうこれ以上はいいや~」と思ったあとは、のんびりと過ごしていました。
直前に確認したのは、心理検査の略称と内容、司法系の細かいところ、過去問で3回間違えたところ、などです。あまり根詰めずに、最終確認のつもりで取り組みました。
集合時間になると、試験の説明が始まり、解答用紙が配布されます。
荷物をすべて片付け、椅子の下にカバンを入れるように指示されます。椅子の上に荷物やコートは置けないので注意です。
午前の試験
1時間経過後、途中退室が可能になります。午前中はちらほらと途中退室する人が居ました。
私も早く終わったので途中退室しました。ロビーのような空間があったので、そこで復習したり、昼食をとっている人がいました。
午前の試験で出た問題で分からなかったところを調べ(特に心理検査)、知識の再確認をしました。問題の回答を調べることで不安になる人は、わざわざ調べる必要はないと思います。
試験中は鉛筆削りやペットボトルなどを机の上に出しておくことはできません。
鉛筆を削りたかったり、補水したい場合は、一度会場の外に出て、係員が見守る中で鉛筆削りを使ったり、水分を取ることになるようです。係員の数も限られているため、「順番になる、時間がかかる可能性もある」とのことでした。そのため、多めに鉛筆を持参すると良いと思います。
本人確認のために、試験途中で試験官が回ってきたときはマスクを外し、顔を上げる必要があります。
昼休み
持参した昼食を食べてのんびり過ごしました。
会場内では同じ大学院の出身者が群れていたり、おしゃべりしている様子も見られました。部屋によってはかなりざわざわしている可能性もあります。周りの音や様子が気になる人はイヤホンを持っていくのがおすすめです。
昼休みの過ごし方でそわそわする人もいるかもしれないので、予めやることを決めておくと安心かもしれません。
午後の試験
午前と同様に試験を受けます。途中退室をする人がかなりの人数いた印象です。
試験後
試験が終わったら解放されます!嬉しい!!
各予備校が解答速報を出してくれるので、いくつかの予備校のHPをはしごして、自己採点をしました。
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持ち物
当日持参した持ち物は以下の通りです。
・受験票(要印刷)
・鉛筆・シャープペンシル
・消しゴム 2個
・勉強道具
・昼食、飲み物
・イヤホン
・カイロ
受験票
前日までにHPからダウンロードし、印刷しておく必要があります。
鉛筆、シャープペンシル
HBの鉛筆を3本とシャープペンシルを用意しました。試験中は鉛筆削りを机上に出しておけないため、あらかじめ削っておくことを推奨します。
消しゴム
試験中に落としたとき用に2つ持っていきました。
勉強道具
愛用の参考書(赤本)と個人的に作成した「直前に確認する用語リスト」を持参しました。ボロボロになった参考書を見て「これだけ勉強したから大丈夫!」と自信をつけ、最終確認用の用語リストで勉強をしました。
使用した参考書は、赤本1冊です。この本だけで試験対策は十分でした。
昼食、飲み物
昼食は消化の良いものを選び、食べ過ぎないようにしました。すぐにエネルギーになるラムネやチョコレートなどをつまむのも良いと思います。
また、目を覚ますためにコーヒーを飲みました。トイレが近い人はカフェイン控えたほうが良いかも…?このあたりも自分の体質に合わせて選ぶと良いと思います。
カイロ
寒さ対策としてカイロを持っていきました。「膝の上にブランケットやコートを載せるのは禁止」と言われたので、特に足元の冷え対策をできると良いと思います。
イヤホン
試験前や昼休みは、思ったよりざわざわしている可能性があるため、周りの音が気にある人はイヤホンを持っておくと良いと思います。
中には昼休みに「この問題できた~?」と話している受験生もいました。会話が気になる人は、予め音をシャットアウトしておくのがおすすめです。
やってよかったこと・注意すること
前日、当日に復習する内容を予め用意しておいた
公認心理師試験は範囲が広く、対策が大変です。
試験前に慌てないように、予め「前日と当日はここを確認する!」という範囲を決めておきました。
寒さ対策
3月開催だったので、寒さ対策をしていきました。教室によって寒さは異なると思います。特に、「膝の上にコートやブランケットを載せるのは禁止」という指示だったため、足元が冷える可能性があります。タイツを重ねて履いたり、分厚い靴下を着用していくと良いかと思います。
また、脱ぎ着しやすい服装でいくのもおすすめです。私は、カーディガンを羽織り、体温調整ができるようにしてきました。
手が冷えやすい人はカイロを持参し、手を温めておけるといいと思います。
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まとめ
この記事では、公認心理師試験の前日・当日のスケジュールや持ち物などをまとめました。
現役大学院生は実習や修論などで忙しい中、試験勉強の時間を捻出してやりくりしていく必要があり、大変だと思います。
試験対策期間は20日・45時間の勉強時間で得点率8割を超えた筆者の勉強法はこちらの記事にまとめています。勉強の参考にしてもらえると嬉しいです。
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