今回は、通信大学に在籍していた当時、論文を探すためにやっていたことについてまとめます。
通信大学のレポートや試験、卒業論文や、大学院受験に向けた研究計画書の作成に役に立つと思います。
自分は以下に書いた方法で論文を探し、通信大学に在籍しながら国立大学院に合格することができました。
自分は、研究者としてはまだ全く活動していない、ただの一学生なので、研究者の方から見たら「こんな論文の探し方ははけしからん!」と言われてしまうかもしれません。
初学者なりに考えた、論文の探し方だと思って読んでもらえたら幸いです。
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・Google scholar やCiNii
まずは、上記のサイトで興味のある単語を入力し、論文を検索しました。最初はサイトの見方が分からず戸惑ったのですが、だんだん慣れてきました。
検索するときに「引用回数の多い論文」や「発行年月」が指定できるものもあります。
論文を探し始めた当初は、「優れた論文」がどのような論文なのか判断することもできませんでした。(今もまだ分かりませんが)
そのため、まずは「引用回数の多い論文」に注目して論文を探したりしました。
あとは純粋にタイトルに惹かれた論文とかを読んでいました。
日本語で入力して出てこなくても、英語で検索すると該当する論文が出てきたりします。
自分は慣れるまでは日本語のみでの検索、慣れてきたら日本語と英語両方で検索して、論文を探していました。
英語論文は、DeepLを活用し、英文和訳をしていました。
・学会の論文雑誌を読んでみる
大学図書館へ行き、色々な学会が出している論文雑誌をぱらぱらと読んでみました。
そして、面白そうだと思った論文を読んでみる、ということを繰り返していました。
雑誌として手に取れると、自分の興味のないジャンルの論文(自らは検索しないキーワード)にも触れることができる点が好きでした。
・論文の引用論文を芋づる式に探す
面白いと思った論文を見つけたら、その論文の引用文献をチェックし、引用されている論文をさらに検索する、ということを繰り返しました。すると、だんだんそのジャンルに関する論文が網羅されてきます。
手間と根気のいる作業ですが、研究計画書を作成するためには必要な作業と思い、論文を片っ端から調べていきました。
・気になった本の引用文献を探す
書籍を読む中で、引用文献として論文が紹介されていることがあります。
だいたい巻末に引用文献がまとめられているので、そこをチェックし、読んでみたい論文を探していました。
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・論文を取り寄せる(大学図書館・国会図書館)
ネット上で論文が読めない場合、図書館のサービスを利用して、論文を取り寄せました。
自分は、聖徳大学の図書館に文献取り寄せ依頼をし、論文を取り寄せていました。ネット上で依頼できるので、大変便利でした。
聖徳大学にある論文は無料で読むことができます。また、聖徳大学にない論文は、全国各地から取り寄せてくれます。(印刷代と郵送費は請求されるので注意です)
国立国会図書館に依頼することも可能です。
各自治体の図書館には、論文の取り寄せ依頼をしたことがないので、実情が分かりません、申し訳ないです。
以上の方法で、論文を探したり、取り寄せたりしていました。
通信制大学だと、使用できる大学の資源が限られていますが、それでも一般の人よりは論文探しに使える資源が豊富にあると思います。
個人的に、大学の図書館サービスが活用できたのは本当に助かりました。
聖徳大学の図書館の活用法については、こちらにまとめてあります。
論文の探し方に悩んでいる人に、少しでも参考になれば幸いです。
このサイトでは、通信大学での学生生活や、大学院受験対策についてまとめてあります。
自分に合った記事を検索するときは「サイトマップ」が便利です。
公認心理師を目指して入学した、通信制大学の聖徳大学心理学科を卒業するまでの流れについてはこちらにまとめてあります。
大学院受験対策についてのまとめです。
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