通信制大学から心理系大学院 合格までの道のり

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心理系大学院でアルバイトはできるのか【公認心理師・臨床心理士】【大学院生活】

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心理系大学院でアルバイトができるのか、どれくらい忙しいのかについて、実際に大学院に通っている筆者が解説します。

公認心理師臨床心理士を目指して大学院進学を検討している人、これから大学院へ進学する人が大学院生活をより具体的にイメージするためにこの記事を読んでもらえると幸いです。

なお、大学院のアルバイト事情は、通っている大学院や研究室の忙しさ・方針によって異なります。あくまでも筆者の観測範囲内の事情になることをご了承ください。

 

 

 

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結論:大学院や研究室による

結論から伝えると、筆者が通っていた大学院では、アルバイトをすることは可能です。

ただ、週に3日以上、1回7~10時間とか入るようなスケジュールでアルバイトをしている人はいません。

人によりますが、週に1,2日、1回数時間(2~6時間程度)のシフトでアルバイトをしている人が多い印象です。

大学院や研究室によっては、アルバイトをする余裕がないほど忙しい学生もいるそうです。

今回は、アルバイトができる大学院に在籍している筆者の視点からアルバイト事情をまとめます。

 

アルバイトをする時に考えること

忙しさ

アルバイトをする前に、大学院生活の忙しさや自分のキャパシティ(主に体力)を確認する必要があります。

臨床心理系の大学院は、研究だけでなく、授業準備や実習でかなり忙しいスケジュールをこなす必要があります。

自分の通っている大学院は「自分の時間も大切にしましょう」という方針のため、時間の使い方はかなり学生に委ねられている印象があります。

 

しかし、中には研究室のコアタイムが決まっていたり、授業や実習、ゼミがかなり厳しい大学院もあると思います。アルバイトをする余裕のない院生生活を送っている学生の話も聞くので、「本人のキャパシティ(体力)」と「大学院の忙しさ」のバランスを考える必要があります。

大学院M1前期の忙しさや1週間のスケジュールはこちらにまとめたので参考にしてください。

psychology-study.com

 

実習との両立

臨床心理士公認心理師を目指す場合、大学院では実習に行く必要があります。公認心理師を目指す人は、2年間で450時間の実習時間が必須となります。また、実習の前後では移動時間がかかり、実習の記録やケースの所見を書くと、実習の拘束時間以上の時間がかかることになります。

実習先や大学院によって、実習に行く頻度や時間は異なりますが、週に1~2日は実習に行く日があると考えておくといいと思います。

また、大学院の相談センターで自分がケースを持つことになると、そのケースの面接時間+記録+SVの時間も確保する必要が出てきます。

M1の前期は授業が中心となりますが、後期から本格的に実習やケースが始まると、さらに忙しくなります。ある程度の余裕を持たせたスケジューリングができるといいと思います。

 

指導教員、大学院の方針

アルバイトをする余裕があるかについては、指導教員や大学院の方針が大きく影響すると考えられます。学生がアルバイトをする余裕がないほど忙しく、体力的・精神的に追い込まれるような院生生活を送っているような大学院の話も聞きます。

こればっかりは「指導教員や大学院による」としか言えないので、それぞれの大学院に在籍している先輩に聞いてみましょう。

 

バイトの種類

様々なアルバイトをしている人がいますが、心理援助と何かしら関係しているアルバイトをしている人が多い印象です。

精神科や心療内科クリニックの受付や、放デイ、有償の学習支援ボランティア、塾講師など、心理学の知識が活かせるバイトをよく聞きます。バイト先にそのまま就職した先輩もいると聞きます。心理職の先輩の知り合いを作ったり、経験値をためるためにも、心理系のアルバイトは有用になるのではないでしょうか。

また、心理学とは関係のない飲食店やショップでバイトをしている学生もいます。学部時代から続けているアルバイトが、忙しい大学院生活の息抜きになっている学生も一定数います。

心理系のアルバイトは、先輩から紹介されることも多く、定期的にアルバイト募集の話が下りてきます。

 

また、大学のTA(ティーチングアシスタント・先生の授業のお手伝いをする)や研究補助、インタビュー調査の逐語起こしや翻訳作業など、大学の先生や博士課程の先輩からお仕事を頼まれることもあります。

お小遣い稼ぎにもなるし、普段あまり関わらない先生・先輩と仲良くなれるチャンスでもあるので、一石二鳥です。大学内で紹介されるアルバイトの量や内容は、大学院によって異なると思います。

 

 

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志望校でアルバイトができるか確認する

大学院説明会、研究室訪問で質問してみよう

経済状況によっては、アルバイトをする必要がある人もいると思います。

大学院説明会や研究室訪問をした際に「アルバイトをしている先輩がいるか?」ということを、質問してみるのがおすすめです。

また、1週間の過ごし方や、「どれくらい時間の余裕があるか、学生が自由に使える時間はどの程度あるか」といったことを質問してみるといいと思います。

 

自分が研究室訪問で質問したことは、こちらにまとめました。

psychology-study.com

 

また、心理系大学院を選ぶときに重視すべきポイントはこちらにまとめてあるので、参考にしてください。

note.com

 

 

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まとめ

今回は、心理系大学院でアルバイトができるかについてまとめました。

大学院選びで、アルバイトができるかどうか、自分の時間を確保できる余裕があるか、といった視点を持つことも人によっては大事になると思います。

大学院によっては、毎日22時~終電近くまで学生が研究室にいる、というところも聞くので、大学院の忙しさにも注目してみるといいと思います。

 

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