心理系大学院生M1の夏休みの生活スタイルを紹介します。
公認心理師・臨床心理士の資格を取るために、心理系大学院へ進学した筆者の夏休みのスケジュールや忙しさ、どれくらい遊べるのかなどについてまとめました。
なお、大学院や研究室ごとに忙しさや夏休み期間は異なります。あくまでも筆者の体験です。すべての心理系大学院生に当てはまるわけではないのでご了承ください。
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夏休み期間
夏休みは、大学の暦通りです。大学ごとに差はありますが、早い大学院では7月末に夏休みが始まるかと思います。
多くの大学院は8~9月の間の1か月半から2か月程度が夏休みになるのではないでしょうか。筆者の大学院もそれくらいの期間が夏休み期間でした。
夏休みにやったこと
集中授業
夏休みの目玉は、なんといっても集中授業です。公認心理師・臨床心理士を目指す人の場合、大学院の2年間で取得しなければならない単位数が多いため、夏休みに集中講義がある大学院も多いと思います。筆者も、夏休み期間の12日ほど集中授業がありました。
集中授業の日は、5コマフルで入ることが多いので、1日講義を受けることになります。1日5コマを3日連続で受講、というスケジュールの授業が多かったので、体力的にかなり厳しいと感じることもありました。
非常勤の外部講師の先生の話はとても貴重で面白かったです。普段バリバリ臨床をされている先生の話を聞くことができるのは、集中授業ならではだと感じました。講義+課題が集中すると、下手すると通常の授業がある日よりも忙しいタイミングもありました。
研究
通常授業があるときは忙しくてあまり手が付けられていない研究をやる絶好の機会となりました。先行研究を読んだり、研究計画を作成したりしていました。
ゼミ
研究室によると思いますが、夏休み期間中もゼミがあったので、自分の発表の準備などをしていました。
学会参加
学生は割引価格で参加できる学会が多くあります。オンライン・対面の両方でいくつかの学会に参加しました。最新の研究に触れたり、レジェンドと呼ばれている?有名な先生のシンポジウムを聞くことができるなど貴重な機会となりました。
対面学会に初めて参加したのですが、「世の中にはこんなに心理職の人がいるのか!」と驚いた記憶があります。会場の雰囲気など味わえて新鮮でした。
実習など
夏休みも実習はあったので、定期的に学外・学内実習へ行きました。実習の忙しさやスケジュールは、実習先次第になるので、個人差が大きいです。また、院生同士で心理検査の練習をしたり、パイロットインタビューに協力したり、大学で勉強する時間は結構多かったように思います。
資格の勉強
夏休みは普段より時間があるため、将来を見据えて資格試験の勉強をしていました。
積読の消化
先生や先輩からおすすめされていたけど読めていなかった積読を消化していきました。かなり多くの本を読んだように思います。
旅行
忙しそうだなと感じられる方もいると思いますが、ちゃんと遊びました。(学部時代よりは遊べる時間は格段に少なかったのですが)
スケジュールをやりくりして、旅行に2.3回行くことができました。
インターンやアルバイト
就活を考えて、インターンバイトに応募し、インターンへ行っていました。心理職のインターンへ行く人や、敢えて一般職のインターンシップへ行っている同期もいました。
キャリアを考える
夏休み期間に特に力を入れたのは、将来の進路やキャリアについて考えることです。大学院生活が始まってから新しく触れる知識や臨床の世界の話、就職の話など、情報が飽和状態だったので、自分の考えを書き出して整理する時間を作りました。夏休み期間はほぼ毎日「将来のキャリアをどうするか」について考えていたと思います。
教育や医療といった5領域のどこへ進むか、どんな職場で働きたいのか、博士課程へ進学するのか、それはいつなのか、年収はどれくらいほしくて、将来設計はどうしたい、といったことを沢山考えていました。大学のキャリア相談センターを利用するのもひとつの手かと思います。
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どれくらい忙しい?
完全に主観ですが、修論に追われているM2の先輩の様子を見る限り、M1の方がまだ忙しくないように感じました。とはいえ、学部時代のように夏休みが丸々全て休日になるというわけではありません。夏休み期間も研究室へ行くと誰かしらとは顔を合わせる、という感じでした。
夏休み期間の約6割は、大学院関係の予定(集中授業・ゼミ・実習など)で埋まっていました。残りの4割でアルバイトや自習、休息や遊びをしていた、という感じです。
大学院によってはもっとスケジュールが埋まっているところもあると思います。
遊ぶ時間があるか、旅行に行けるかなどは、志望する大学院の先輩などに質問してみると良いと思います。
まとめ
今回は、心理系大学院M1の夏休みの忙しさやスケジュール、やったことについてまとめました。
夏休みの過ごし方は大学院や個人差があるので、あくまでも「一例」として読んでいただけたら幸いです。
M1前期の過ごし方や忙しさはこちらの記事にまとめました。
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