公認心理師を目指して大学へ入学した場合、公認心理師の受験資格を満たすためには「実習」が必要となります。
通信制大学である聖徳大学の場合、実習先を自己開拓して見つけなければなりません。
今回は、聖徳大学心理学科で実習先を開拓し、事前事後学習を受け、実際に実習に行くのに必要となった時間をまとめたいと思います。
〇実習に必要な時間
開拓 18時間
オリエンテーション 3時間
事前学習 8時間
事後学習 8時間
実習時間 76時間(実習記録 記入時間等含む)
連絡・事務作業 17時間
計130時間
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実習先の開拓では、病院やクリニックの情報を集め、電話をかけて「実習生として受け入れてもらえないか」と依頼をしました。
自分の場合は、コネや人脈がなかったので、ゼロからの開拓となりました。
電話を掛けたり、病院からの返事を待ったり、対面での面接準備などの時間に、約18時間費やしました。
なかなか実習先が決まらない場合、もっと開拓に時間がかかる場合もあると思います。
また、実習先の開拓開始から受け入れ許可をいただくまで、約3か月かかりました。
実習先の方も仕事をしながら実習生の受け入れについて検討、内部で話し合いをする必要があります。自分の思った通りには進まないため、余裕を持ったスケジュールで実習先の開拓に取り組むといいと思います。
あくまでもこちらは「実習を受けさせていただく」といった立場なので、相手を急かす等のことはマナー違反になると思います。
また、オリエンテーションや事前学習・事後学習は聖徳大学がスクーリングの一環として行ったものです。日時は大学側から指定されるため、その日の予定を開けておく必要があります。
また、実習時間として76時間かかりました。実習先までの移動時間は含めていません。
実習として拘束される時間だけでなく、実習記録簿へ記入した時間を含めています。
連絡・事務作業としては、書類の整理や作成、大学や病院との電話やメールのやり取りなどにかけた時間です。書類が煩雑であるため、それなりに時間がかかりました。
実習先の開拓や事務作業にかかる時間は個人差があると思いますが、実習を受けるために100時間以上の時間を費やすことになりました。
決して少なくない時間を、実習に費やすことになります。
聖徳大学へ入学するか検討している人、また、聖徳大学で公認心理師の実習を受けようとしている人の参考になれば幸いです。
実習の体験談については、この記事にまとめました。
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