通信制大学から心理系大学院 合格までの道のり

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卒論書けない問題と大学院受験で困ること【聖徳大学心理学科】【通信制大学】

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通信制大学聖徳大学心理学科は、卒業論文を書くことができません。

公認心理師を目指して、聖徳大学に入学した場合、卒業後は大学院へ進学する必要があります。

心理系の大学院受験では、「研究計画書」を作成し、面接のときに自分のやりたい研究について、面接官に説明する必要があります。

また、受験の願書を提出する段階で「卒業論文」を提出する必要がある大学院もあります。

 

筆者在籍時の聖徳大学のカリキュラムでは卒業論文を書くこと」も「研究計画書を作成すること」もできませんでした。

しかし、心理学の卒業論文を書くことができなくても、大学院受験に合格することは可能です。(志望校によりますが)

聖徳大学卒業後、国立大学院に進学した自分が、どのように「卒業論文を書けない」というハードルを乗り越えたのかについて説明します。

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筆者のプロフィール

4年制大学卒業→社会人→聖徳大学3年次編入→国立大学院進学

4年制大学卒業論文 執筆済み(心理学の分野とは無関係)

聖徳大学入学時点で、心理学の勉強経験は無し

 

卒業論文書けない問題への対策

志望校の受験要綱を確認→大学院へ問い合わせる

聖徳大学に入学した場合、心理学の卒業論文を書くことができません。

大学院によっては、受験をするときに「卒業論文」を提出する必要がある場合があります。

志望校を決めた段階で、早めに募集要項を確認しましょう。

自分が受験した大学院は「卒業論文」の提出が必要でした。

聖徳大学では心理学の卒業論文が書けないため、心理学の卒業論文が提出できないこと」を大学院の入試課に相談しました。

大学院側からは「4年制大学に在籍していた時に書いた、心理学とは全く関係のない分野の卒業論文で問題ない」との返事をもらいました。

そのため、自分は「心理学とは全く関係のない分野の卒業論文」を大学院に提出し、受験しました。

この点に関する対応については、大学院によって異なると思います。

 

志望校を早めに決定して、大学院側に相談して、対応を考えていく必要があると思います。

志望校決定のスケジュールはこちらにまとめてあります。

psychology-study.com

 

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研究計画書の作成

研究計画書の作成が独力ではできなかったため(聖徳大学では研究に関する指導は一切してもらえません)、予備校で研究計画書の作成方法を学んだり、自分の研究計画書の添削をしてもらいました。

今までに、心理学の研究をした経験がない人や周囲に添削してくれる人がいない場合、独学で研究計画書は厳しいと考えたほうがいいです。

心理学や英語の勉強は独学で頑張れても、研究計画書の作成だけはプロの手を借りたほうがいいと思います。

 

自分が予備校に通った理由についてはこちらにまとめてあります。

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また、大学院に合格した研究計画書の作成方法はこちらにまとめてあります。

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聖徳大学心理学科では、卒業論文を書くことはできません。しかしその分、個人の負担が少なく卒業できるとも言えます。

卒業論文に費やす時間を、大学院の受験勉強や自分の仕事に充てられます。

他の通信制大学と比較して、一長一短ありますが、卒業論文が書けないことを深刻にとらえすぎずに、考えてみるのも悪くないかもしれません。

 

聖徳大学に通うメリットとデメリットはこちらにまとめてあります。

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自分が大学院に合格した勉強方法や研究室訪問はこちらにまとめました。

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聖徳大学の卒業と大学院受験の両立についてはこちらにまとめました。

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