通信制大学から心理系大学院 合格までの道のり

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通信制大学と社会人の両立で難しいこと 【聖徳大学心理学科】

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通信制大学に入学したいけど、仕事との両立ができるか不安…という方もいると思います。

今回は、聖徳大学心理学科に3年次編入し、留年せずに2年間で卒業した自分が、社会人と通信学生の両立でネックになると感じた部分について解説したいと思います。

 

自分は社会人かつ他学部出身で心理学の勉強経験が1回もない状態で、公認心理師の資格を取るために、聖徳大学の心理学科に入学しました。

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スクーリングが受講できるか

社会人との両立で最も懸念されるのが、スクーリングと仕事の両立です。

公認心理師を目指して聖徳大学の心理学科に入学した場合、卒業までに最低でも11科目(全23日)のスクーリングを受ける必要があります。

スクーリングは、土日だけでなく平日に開講されるものもあります。

多くの科目が大学の夏休み・冬休み・春休みの時期に開講されます。また、GWや6月、11、12月の週末に開講されるスクーリングもありました。

自分の在学していた頃は、コロナの影響でオンライン授業だったのですが、コロナ禍が落ち着いた後は、対面型のスクーリングに戻るかもしれません。(大学がどのような方針を取るかは、執筆時では分かりません)

スクーリングは科目によって、年1~3回程度開講されます。1科目につき丸1日~3日かかります。科目によりますが、基本的に、授業は9時から17時40分までフルで拘束されます。

 

留年せずに最短での卒業を目指す場合、スクーリングの日に仕事を休むことができるのかが最大のポイントになります。

過去のスクーリングの日程について知りたい方は、こちらの記事が参考になります。

psychology-study.com

 

また、自分が実際に受講したスクーリングの日程(月・曜日別)をまとめた記事はこちらです。卒業までに必要なスクーリングの日数を把握する参考になると思います。

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実習に行けるか(開拓できるか・実習に行く日を確保できるか)

スクーリングの日程と並んで、懸念されるのが「実習に行けるのか」ということです。

公認心理師やほかの資格取得を目指して聖徳大学に入学する場合、数日間「実習」に行く必要があります。

公認心理師を目指す場合、大学4年生の時点で合計8日間の実習に行くことがあります。

また、実習先は「自己開拓」する必要があります。実習先の自己開拓についてはこちらにまとめてあります。

 

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実習先の「自己開拓」ができるか、また「実習に行く日程の確保」ができるか、ということが社会人や育児をされている方が「卒業が難しい」と感じる壁になると思います。

逆に、スクーリングと実習の壁さえ突破できれば、社会人でも通信制大学を最短で卒業することが可能です。

 

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試験が受験できるか

聖徳大学は単位を得るために、試験を受ける必要があります。

基本的に月に1日試験日が指定され(日曜日)、大学や全国のサテライト会場へ行き受験することになります。コロナ禍になってからは、在宅試験となりました。今後は、オンラインで受験できるようになるという噂があります。

毎月3科目しか受験できないため、卒業を目指す場合は計画を立てて、試験を受ける必要があります。当然ながら、合格が難しいといわれている試験もあります。

試験日の日に、仕事と重ならないように日程調整ができるかが重要となります。

 

勉強する時間が確保できるか

通信大学を卒業するためには、試験やスクーリングはもちろん、レポートの提出や通常の勉強を進める必要があります。

聖徳大学の心理学科を卒業するために必要となった勉強時間はこちらにまとめてあります。

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独学でどの程度理解できるか

聖徳大学の場合、スクーリングが開講されている科目以外はすべて独学で勉強する必要があります。

教科書や参考書を読むだけで、どの程度自分で理解を進めていくことができるのかについては個人差があると思います。

自分が独学で学ぶうえで工夫したことはこちらにまとめてあります。

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大学院受験との両立

通信制大学を卒業後、大学院へ進学することを考えている人もいると思います。

自分は、卒業後、公認心理師の資格を取るために心理系の大学院へ進学することになりました。

聖徳を2年間で卒業した後に、すぐに大学院へ進学したい場合、聖徳大学の勉強と大学院の受験勉強を両立させる必要があります。

通信制大学の勉強と大学院受験勉強の両立が可能なのかについては、こちらの記事に書きました。

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計画的留年も視野に入れてみる

通信制大学に入学する時点では「留年をせずに最短で卒業したい」と考えている人も多いと思います。

しかし、仕事や育児と学習の両立は簡単ではありません。学習を進める中で、「ちょっと厳しいかな…」と感じた場合、積極的に留年することを視野に入れてみることも悪くないと思います。

自分はこれを「計画的留年」と呼んでいました。

聖徳大学は、年間約70,000円の在籍料を払えば、数年間は在籍し続けることが可能です。

実際に、自分の周りの方も、計画的留年をされた方はたくさんいます。仕事や育児だけでも大変なのに、さらに大学で学ぼうと考えているのは本当にすごいと思います。

通信制大学に入学することで、普通の生活を送っているだけでは絶対に出会うことのできなかった、同じ志を持つ仲間に出会うことができます。

 

「絶対に2年間で卒業しなければならない」という縛りから解放するだけで、気持ちが楽になったりします。実際に自分も何回も試験に連続で落ちたり、実習の自己開拓で行き詰ったときに「計画的留年」を考えました。

自分の中で逃げ道を作っておくことで、気持ち的にとてもゆとりができると思います。

 

今回は、「通信制大学と社会人は両立できるのか」というテーマについて考えてみました。

最短の卒業に縛られず、時には柔軟な視点で学習の計画を立ててみるのがいいかもしれません。

 

このサイトには、聖徳大学に3年次編入してから2年間で卒業した筆者の、通信制大学の学びのノウハウについて書いています。

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自分が聖徳大学に入学する前に知りたかった情報については、こちらにまとめてあります。

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また、第一志望校の国立大学院に合格した大学院受験勉強についてもまとめてあります。

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