通信制大学から心理系大学院 合格までの道のり

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社会人から公認心理師を目指した私が通信大学の聖徳大学を選んだ理由

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最終更新日:2024年1月8日

投稿日:2022年9月2日

 

今回は、社会人から公認心理師を目指した自分が、通信制大学聖徳大学を選んだ理由をまとめます。

筆者は社会人→聖徳大学→国立大学院を経て、公認心理師臨床心理士を目指しています。

公認心理師を目指している人、どの通信制大学に入学するか迷っている人は参考にしてください。

 

 

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公認心理師になるには

社会人から公認心理師を目指す人で、今まで実務経験や心理系大学院を卒業したことのない人の場合、基本的には

大学(4年間)→大学院(2年間)の合計6年間かけて心理学の勉強をする必要があります。

過去に大学を卒業している人の場合、大学には3年次編入できるため、大学(2年間)→大学院(2年間)の合計4年間かけて心理学の勉強をすれば、公認心理師の受験資格を得ることができます。

筆者は、過去に大学を卒業していたため(理系)、聖徳大学に3年次編入し、その後、心理系大学院へ進学しました。

 

通信制大学を選んだ理由

1.仕事と両立できる

一番大きいのは、仕事と両立が可能な点です。

通信制大学の場合、基本的には独学となります。自分の好きな時間に教科書を読みレポートを書き、科目修了試験に合格できれば、単位がもらえます。

一部の科目ではスクーリングといって、講義を受けるスタイルの授業もありますが、基本的には、自分のペースで学習を進められるため、仕事と両立しやすいのが特徴です。

 

2.学費が安い

通学制の大学と比べて学費が安いのも特徴です。自分の場合、卒業までの2年間で学費は約50万円程度でした。

聖徳大学を卒業するまでにかかった費用はこちらの記事に詳細があります。

psychology-study.com

 

なお、2024年から学費が引き上げられるようです。詳細は大学の出している情報を確認してください。

 

3.入学試験が不要

通学制の大学の場合、入学試験(もしくは編入試験)を受験する必要がありますが、通信制大学の場合、志望理由書を書けば入学が可能です。

仕事で忙しい中、大学(学部)に入学するための受験対策をする余裕はなかったため、願書を提出すれば入学できる通信制大学の存在は大変ありがたいものでした。

また、3年次編入ができる制度が整っているのも、通信制大学を選んだ理由です。

 

聖徳大学を選んだ理由

1.心理実習に全員行ける

公認心理師を目指す人の場合、大学(学部)の4年生の段階で、心理実習に8日間行く必要があります。通信制大学の場合、「心理実習に行ける人数が限られている大学」と「実習先を自分で確保すれば全員が心理実習に行ける大学」に分けられます。

聖徳大学の場合、実習先を自己開拓する必要がありますが、自己開拓さえすれば心理実習に行ける制度が整っていたため、最短卒業を狙っていた自分は聖徳大学を選びました。

 

他の通信制大学の場合、心理実習に行ける人数が限られているため、同級生の中から選抜や抽選に勝ち抜く必要があります。その倍率が大変高いとの噂を聞いていました。

実習先の自己開拓は大変ですが、自分の力で切り開けば最短の2年卒業が目指せるという点では、個人的に大変魅力的でした。

実習先の自己開拓の体験談やノウハウはこちらの記事にまとめているので、入学を検討している人はチェックしてみてください。

psychology-study.com

 

2.最短2年間で卒業できる

3年次編入をしたのち、最短では2年間で卒業が目指せるという点は、出来るだけストレートで進学・公認心理師の資格を取得したいと考えていた自分にとっては大変魅力的でした。

通信大学によっては、3年次編入しても卒業まで最短で3年間かかる大学もあります。(京都橘大学など)

 

3.オンラインスクーリングが開講されていた

コロナ禍ということもあり、スクーリングがオンライン開催でした。

遠くの大学まで行かずに自宅で授業が受けられるのも、社会人と両立するうえでは大変魅力的でした。

2024年1月現在では、卒業するためには対面のスクーリングに通う必要があります。単位によって形式が異なり、オンラインスクーリングと対面スクーリングが併用されています。

 

4.自宅から通える範囲にあった

また、大学が自宅から通える範囲にあったのも大きなメリットでした。聖徳大学は千葉県松戸市にあります。最寄り駅はJR常磐線新京成線松戸駅です。

図書館が充実で快適なため、勉強をするためにたまに通っていました。通信大学を選ぶ時、京都橘大学と迷いましたが、頑張れば通える範囲にある聖徳大学にしました。

 

 

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通信制大学を選ぶ基準

2022年7月現在、通信制大学公認心理師の受験資格が得られる(学部のみ。学部卒業後大学院へ進学する必要があります)大学は、放送大学聖徳大学京都橘大学東京福祉大学の4校になります。

通信制大学を比較し、選ぶ基準は、最短卒業年数、スクーリングの予定、心理実習の体制など複数あります。

 

通信制大学を選ぶ基準について、卒業生の視点からまとめた記事はこちらです。

psychology-study.com

 

また、聖徳大学に入学を検討している人向けの記事まとめはこちらになります。

psychology-study.com

情報収集に活用してください。

 

大学卒業後の進路

聖徳大学を卒業後、公認心理師の資格取得を目指すために、国立大学院へ進学しました。

大学院の受験対策は、聖徳大学の学習以外で必要になります。残念ながら、聖徳大学では大学院の受験対策は行ってくれません。

 

大学院受験対策のスケジュール、受験対策を始めた時期についてはこちらにまとめました。

psychology-study.com

 

また、元理系の社会人出身者が、心理系大学院に合格できた理由はこちらの記事で分析しています。

psychology-study.com

 

 

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まとめ

今回は、社会人から公認心理師を目指した自分が、通信制大学聖徳大学を選んだ理由をまとめました。

心理カウンセラーを目指している人、公認心理師になろうか迷っている人はまずはこちらの本を読んで「カウンセラー」とはどのような仕事があるのか、どうやって目指すのかを学んでみるのもおすすめです。

 

 

 

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