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和文英訳や英作文の勉強法 【心理系大学院受験】

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心理系大学院の入試の英語問題は、基本的に「英文和訳」が出題されますが、一部の難関校で「和文英訳」「英作文」の問題も出題されます。(筑波大学早稲田大学など)

自分も、途中まで過去問で「和文英訳」が出題される大学院を志望校の候補としていたため、「和文英訳」の勉強もしていました。

 

英文和訳の勉強法は、様々な方が書かれていますが、和文英訳の対策についてはほとんど情報がなく、大変苦労しました。

今回は、実際に和文英訳が出題された大学院に合格した先輩や予備校からのアドバイスを元に、自分の行った「和文英訳」の勉強法について紹介します。

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1.英語に慣れる

まずは、和文英訳の感覚を取り戻すことからはじめました。

こちらの参考書を使用し、まずは基本的な文章を英訳する練習をしました。

英語のブランクがかなりあったため、一番基礎的な大学受験用の問題集を使用しました。

 

問題演習を3周行い、問題集の中に出てくる例文は全て暗唱できるように練習しました。

付属のCDがついているため、その音源を移動中に繰り返し聴くなどして、英語の感覚を取り戻すようにしました。リスニングに慣れたら、シャドーイングの形で実際に声に出して英文の練習を行いました。

この時に意識したことは「英語を嫌いにならない」「英語は楽しい」と思えるように勉強を進めたことです。最初から難しすぎる問題集に手を出すのではなく、自分として「覚えられた!」「解けるようになった!」という感覚を得られるようなレベルの問題集を選びました。

 

2.和文英訳の練習

上記の問題集がほぼ完ぺきにできるようになったら、こちらの参考書に移りました。

 

過去問研究をする中で、この参考書レベルの和文英訳の力が必要になると考えました。

和文英訳の力に自信がある人は、この参考書から勉強を始めてもいいと思います。

長文になると、英文の書き方が何通りも出てくるので、複数の書き方があること、自分の書きやすい英文の言い回しに持っていくことを意識しながら、英文を書く練習をしました。

できるだけ、毎日1文は英語の文章を書く努力をし、感覚を鈍らせないようにしました。

 

3.心理用語の英単語力をつける

英語の文章が書けても、出題された用語の英単語が分からないと、英訳はできません。

心理学の用語まとめを行いながら、同時にそれぞれの心理用語の英語名も覚えるようにしました。

心理学の用語まとめノートの作成方法についてはこちらにまとめてあります。

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また、単語力を増やすために、「心理院単」を活用していました。単語帳は1冊に絞り、徹底的にやりこんでいました。

 

 

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4.過去問

上記の参考書に書かれている和文英訳ができるようになってきたら、過去問に取り組みました。

自分の場合、10年分以上の過去問と先輩が作成した模範解答が手元にあったため、それらを見比べながら、少しずつ練習を重ねました。

最初からすらすらと書ける必要はありません、辞書で英単語を調べたり、参考書を見たりしながら、自分なりの解答を作成しました。その後、先輩の模範解答や、DeepLで作成した解答を見つつ、自分の解答を添削していました。

 

外部受験をする学生が、志望校の院生と仲良くなる方法についてはこちらの記事にまとめています。自分は外部受験だったため、志望校の先輩から受験対策や大学院の話を聞くために、なんとか直接話を聞けるように様々な工夫をしていました。

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5.添削を依頼する

自分の場合、過去問演習をしている途中で、和文英訳が出題される大学院を受験しないことに決めたので、和文英訳の練習をやめてしまいました。

もし、自分が和文英訳が出題される大学院を受験していた場合、過去問を元に和文英訳の添削をお願いしていました。

予備校もしくは、オンラインで添削してくれるサービスをいくつか探していました。

 

英文の添削をしてくれる「Fruitful English」というサービスがあります。

試しに英作文の添削依頼をしてみようかなという場合、無料で2回お願いすることができるので、試しに依頼してみるのもいいかもしれません。

 

6.言い回しや熟語力を増やすなら

こちらの参考書は(途中で和文英訳が不要となったため)半分程度しか取り組めなかったのですが、和文英訳や英作文に必要となる言い回しを学ぶことができる参考書です。

和文英訳を得意科目にしたいと考えている人は、上記で紹介した参考書にプラスで取り組んでもいいかもしれません。

 

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和文英訳は、最初とても苦手意識がありました。全然英文が書けず、とても落ち込んだ記憶があります。

しかし、研究者を目指す場合、英語論文を書く機会は絶対に来ると思い、今のうちに少しでも勉強しておこう、という気持ちで和文英訳の勉強に取り組みました。

 

心理学や統計学、英文和訳の勉強だけでも大変なのに、さらに和文英訳が出題される大学院を受験される方は、受験勉強がさらに大変になるかと思いますが、きっと諦めずに勉強を続けることで、合格が近づくと思います。

英語の勉強スケジュールはこちらにまとめてあります。

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大学院を志す方の参考になれば幸いです。

 

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大学院受験の勉強法(心理学・英語・統計学・研究計画書)についてのまとめです。

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また、大学院受験をすると決断してから、実際に合格するまでに行った志望校選びや研究室訪問、面接対策についてはこちらにまとめてあります。

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