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受験直前期の過ごし方【難関国立大学院合格】【メンタル維持】

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最終更新日:2023年1月5日

 

大学院受験の1か月前の過ごし方を、難関国立大学院に合格した筆者がまとめました。

受験直前期には、勉強時間の確保と共に、メンタルの維持も重要となります。

自分は、この記事で紹介する工夫をすることで、精神的に大きく落ち込んだり、勉強能率が落ちることなく、順調に勉強を進め、大学院に合格することができました。

 

 

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勉強計画

前日夜に、翌日の勉強計画を立てる

毎日、今日は「○○をやる」という勉強計画を立てていました。

起床後、頭が働かない中で勉強計画を立てるのは難しいため、前日の就寝前に、翌日の勉強計画を立てていました。

予めやることを決めておくことで、スムーズに朝一から勉強に取り組めていました。

 

2段階の勉強計画を設定

勉強計画を立てるときは「絶対に達成するノルマ」「ここまでできたら嬉しい目標」の2段階で立てていました。

 

まずは「絶対に達成するノルマ」に取り掛かります。これは、「確実に達成できるであろう勉強量」を設定しました。かなりハードルが低めのノルマです。

また、勉強時間ではなく、勉強量や範囲(○年の過去問を1周する、単語帳の〇ページから〇ページまで終わらせるなど)を指定しました。

確実に達成できるノルマを自分で決めることで「勉強ができているぞ、計画通りに進めることができるぞ」という「自己効力感」を得ることができました。

 

「絶対に達成するノルマ」が達成できたら「ここまでできたら嬉しい目標」に取り組みます。

既にノルマは達成しているので、「もうノルマを達成してるのに、それ以上勉強している自分偉すぎ~~~~これなら合格できるはず!!」と思いながら勉強に取り組むことができます。

また、目標が達成できなくても、あくまでも「ここまでできたら嬉しい」という目標なので、「達成できなかったけど、別に落ち込む必要はないよ、どんまい」と思うことができていました。

 

この2段階勉強計画法は、不安と戦いながら受験勉強を行う上で、自分のメンタルの安定のために、かなり貢献していたように感じます。

 

25分集中→5分休憩、サイクルを維持

自分は、集中すると2~3時間ぶっ通しで勉強する性格なのですが、できるだけ「25分集中→5分休憩」のサイクルを維持するようにしていました。

勉強中はタイマーを付けたり、QuizKnockと学ぼうチャンネルの動画(25分集中→5分休憩のサイクルを作るのに最適)を流して、時間の管理をしていました。

 

5分休憩の時間には、肩を回したり、お茶を入れたりしていました。必ず一度椅子から立ち上がり、数歩でも歩くようにしていました。

そのおかげか、肩こりや腰痛とは無縁の受験生活を送ることができました。

 

受験生活で活用していたアプリやYoutubeはこちらにまとめたので参考にしてください。

psychology-study.com

 

 

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時間の使い方

睡眠時間の確保

睡眠時間を多めに確保することを徹底していました。

毎日7~8時間ほど睡眠にあてていました。眠っている間に記憶は脳に定着します。睡眠不足のまま勉強をしても、一切捗らないので、勉強時間を削ってでも睡眠時間を絶対に確保するようにしていました。

 

受験直前期の1日の具体的なスケジュールについてはこの記事を参考にしてください。

psychology-study.com

 

 

生活リズムを乱さない

とにかく生活リズムを崩さないことを意識していました。

また、受験当日の筆記試験が開始する時間帯に脳のパフォーマンスが最大になるように、起床時間や勉強開始時間を調整していました。

(例えば、試験が10時開始の場合、毎日10時に脳の状態が最高になるように、身体を慣らしておくなど)

 

SNSの時間制限

自分の一日の勉強時間を見直したときに、限りある中でどうやって勉強時間を捻出するか考えました。自分のスマホのスクリーンタイム(どのアプリに一日何時間使っているか)を見直すと、SNSに費やしている時間があまりにも長いことに気が付きました。

また、勉強の休憩時間にSNSを見ることが多かったのですが、SNSを見ているときは情報にさらされているので、結果的に脳の休憩に全くならない、むしろ脳を疲労させているという話を聞いたため、SNSの時間制限をすることにしました。

 

iPhoneを使っている人の場合、簡単にアプリごとの使用時間を制限できます。自分の場合、使用時間を完全にゼロにすることはできなかったため(勉強のモチベーション維持にSNSを使用していたこともあり)、SNSは1日30分以内、という制限をかけて使用していました。

5分前に警告が出るのですが、「もうこんなにSNSに時間を費やしていたのか!」とびっくりする毎日でした。恐るべしSNS依存…

この時間制限は個人的に気に入り、受験が終わった今でも継続しています。

 

メンタル維持

机以外で勉強しない

自分の勉強机以外では勉強しないと決めていました。言い換えると、ベットの上やソファの上でだらだらと勉強をしないということです。

自分の場合、ベットやソファの上で、参考書を開いても勉強能率は低く、結局グダグダしてしまうタイプなので、それでは時間の無駄であると判断しました。

 

限りある時間の中で勉強効率を最大化するために、勉強をするときは机に向かって集中する、疲れたら潔く休憩する、とメリハリをつけて受験勉強に取り組んでいました。

また、毎日勉強だけをやる、というわけではなく、ストレス発散のために趣味の時間を作っていました。

 

アロマの活用

心理学や神経科学、アロマセラピー検定(1級の資格を持っています)の勉強をする中で、嗅覚が視床下部や海馬に与える効果を知り、勉強中にアロマを導入することにしました。

自分の好きな香りを嗅ぐと、海馬が活性化し、記憶力が上がるという研究結果があるそうです。また、偏桃体も活性化されるため、いい気分で勉強に取り組めました。

 

また、集中力や交感神経を高める香りとして、ローズマリーやグレープフルーツが有名です。自分は、勉強に集中するときはローズマリーやグレープフルーツの精油を使用して、勉強に取り組んでいました。すっきりとした香りなので、眠気覚ましにもなります。

 

 

 

 
アロマディヒューザーがなくても、アロマを1本購入し、ティッシュに1滴落として机の上に置いておくだけでいい香りを嗅ぎながら勉強することができます。
アロマ1本であれば、購入しやすい価格で手に入れることができるので、お試しとして利用してみるのもおすすめです。
 

日記を書く

メンタル維持のために様々な工夫をしていましたが、受験前、不安になったり、メンタルがぶれたりすることがありました。

そんな時には、日記に気持ちを書いて、整理していました。ただ「合格できるか不安」「この勉強方法で合っているのだろうか」「早く受験を終わりにしたい」など愚痴を書いているだけの日記でしたが、吐き出す場所があってよかったです。

Twitterの鍵垢など、誰も見ていない所に書き出すのも一つの方法だと思います。

 

大学院生活の具体的なイメージに触れる

心が折れそうになったり、モチベーション維持が難しいときは、具体的な大学院生活をイメージできるコンテンツに触れるのもおすすめです。

大学院生のTwitterを見たり、合格者が発信しているYoutubeインタビューを見る、先輩から話を聞くといった方法があります。

また、当ブログやnoteでもリアルな大学院生活を発信しているので、モチベーション維持にぜひ活用してください。

psychology-study.com

 

 

 

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まとめ

今回は、受験1か月前の過ごし方で気を付けていたことをまとめました。

自分は以上のことを実践して、精神的に大きく落ち込んだり、勉強に手がつかなくなる時期もなく、元気に受験生活を乗り越えることができました。

受験勉強はある意味メンタルや自分との闘いです。

 

この記事を読んでくれた方の受験生活が少しでも快適に過ごせることを祈っています。

 

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