通信制大学から心理系大学院 合格までの道のり

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心理系大学院受験のために予備校に行くべきか【社会人からの受験】

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今回は、公認心理師臨床心理士を目指して大学院受験をする人向けに、予備校に通うべきかどうかをまとめました。

自分の場合は複数の予備校を比較した結果、最終的にとある予備校へ通い、無事に大学院に合格することができました。

予備校へ通う決断をしたときに考えたことを、費用や院試対策の観点からまとめました。

 

また、自分が予備校を探すときに重視したポイントは、こちらにまとめました。

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筆者のプロフィール

・心理学の知識がゼロの状態で、社会人から通信制大学へ3年次編入

通信制大学卒業後、臨床心理士指定大学院・公認心理師対応大学院へ進学予定

・心理学の勉強開始から、2年弱で国立大学院へ一発合格

 

考えたこと

①自分の心理学の知識がどのレベルにあるのか?

勉強を開始する段階もしくは、大学院受験を検討し始めた段階で、自分の心理学の知識がどの程度あるのかについて客観的に把握する必要があります。

通信制大学に通っている人基準で考えると、心理学の初学者なのか、過去に大学で勉強した経験があるのか、近い学問(教育や看護・保育など)の経験があるのかなどにより、ベースとなる知識量が異なると思います。

大前提として、独学で書籍を1から読み込むより、人から説明してもらった方が理解までに必要となる時間が大きく異なります。

個人的には、人に説明してもらった方が、圧倒的に短時間で深い理解を得ることができると考えました。

時間とお金をどのように捉えるかだと思います。Time is money! 

 

②情報リソースがどの程度あるか?

大学院受験には様々な情報が必要です。大学院の選び方、過去問分析、勉強法、研究計画書など…考え始めたらキリがありません。情報が皆無な状態で戦うのは難しいと考えました。

また、自分が受験した時期は公認心理師の導入直後であり、毎年入試関連の情報が変化することが予想されました。最新の情報を追いかけるにもコストやエネルギーが必要となります。

例えば、同級生が心理学の大学院へ行っている、質問できる相手がいる、院試について情報をくれる人が身近にいるという人は、情報を得るチャンスが多いかもしれません。

自分の場合、コロナ禍に通信制大学へ通っていたので、同級生の友人がいませんでした。また、元理系ということもあり、心理学科を卒業した友人が一人もいない環境だったので、必然的に手元にある情報はゼロに等しい状態でした。

 

大学院受験に関する情報集めのヒントは、以下のリンクにまとめてあります。

psychology-study.com

 

 

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③お金について

こればかりは自分の懐具合と要相談となります。自分の場合は、予備校に通わずに1年浪人した場合の損失と、1発で合格した場合の生涯年収の違いなどを考えたりしました。

予備校代については時間をお金で買う、みたいな感覚で考えて課金をしました。

 

心理系大学院の受験に必要となった金額はこの記事にまとめました。。

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④院試対策(問題や出題傾向などの情報、大学院選びや併願校、面接対策)

予備校に通う理由はこれが全てだと思います。ひとりで全ての院試対策ができるのか、誰かに手伝ってもらった方がいいのか、ということです。

予備校ごとに特色が異なるため、自分の勉強スタイルや性格に合いそうな予備校探しを行いました。自分の場合は、大学院選びや併願校、面接対策などについても相談に乗ってくれそうな予備校を狙って探しました。

元々通ってる大学院にストレート進学するのであれば、研究室の先輩に勉強方法を教えてもらい、入試を突破することも可能です。

自分の場合は、社会人受験で頼れる人がいなかったので、予備校に通うことにしました。

 

また、予備校の合格実績にも注目しました。(過去に自分の志望校、もしくはそれ以上のレベルの大学院に合格している生徒がいたかどうか、など)

予備校を探す中で、予備校や学生によって公認心理師対応大学院であれば(将来的には公認心理師臨床心理士になれれば)、どこの大学院でも合格すればOK」なのか「自分の志望校(難関大学院)に合格したい」など、大学院受験に対する考え方や対象とする学生層が異なるなという体感がありました。

 

予備校を探す時に重視したことはこちらにまとめました。

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⑤例外:研究計画書

例え予備校に通わなかったとしても、研究計画書の作成だけは誰かに依頼する必要があります。

心理学や英語の勉強は一人でできたとしても、研究計画書の作成だけは、(学部4年の時点では)独力では無理だと思います。研究計画書の作成に必要な知識を得ることと、実際に自分が書いた研究計画書を添削してもらう必要があります。

特に、自分の通っていた聖徳大学 通信課程の場合、卒業研究を行うことができず、ゼミへの所属もないので、研究計画書の作成に慣れている人が身近にいませんでした。

そのため、研究計画書を作成するため、添削してくれる人を別の場所で見つける必要がありました。

自分の場合は、予備校の先生数名、博士課程の友人(文系)、修士課程の知り合い(心理学)などに添削をしてもらい、研究計画書を完成させました。

 

研究計画書の作成方法は、こちらにまとめました。

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まとめ

今回は、予備校に通うかどうかについて、自分が受験生の頃に考えていたことをまとめました。

最終的に予備校に通うべきかという点については、それぞれの背景や、今までに得た知識量、懐具合などが異なると思うので「個人差がある」としか言えません。

ただ、少なくとも、研究計画書の添削だけは(身近に心理学の研究者や頼れるゼミの先輩がいない限り)お金をかけてプロにお願いすることをお勧めします。

 

また、自分が一発で国立大学院に合格できたのは、予備校に通ったおかげでした。独学では約1年半の受験勉強の期間で、心理学の知識を大学院受験レベルまで上げることはできませんでした。

この記事がどなたかの役に立てば幸いです。

 

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