最終更新日:2023年2月26日
投稿日:2022年3月2日
この記事では、公認心理師・臨床心理士を目指して、心理系大学院の大学院受験にかかった費用をまとめます。
大学院受験では、受験料だけでなく、受験に必要な書類を取り寄せたり、参考書を購入するための費用が必要となります。
また、自分は、通信制大学の勉強だけでは受験対策は不十分だと考えたため、予備校にも通いました。
この記事を最後まで読むことで、公認心理師・臨床心理士を目指している人が、大学院受験にどの程度お金が必要になるかを知ることができます。
スポンサーリンク
大学院探し
大学院の資料、願書、過去問の送料
大学院の資料や願書、過去問を取り寄せる際に送料が発生します。私立大学などは、無料で資料を送ってくれる大学院もありました。
1校あたり数百円かかりました。
過去問はできるだけ過去にさかのぼって集められるだけ集めておくことをおすすめします。
▶過去問研究のやり方
説明会・研究室訪問の交通費
対面で開催される説明会へ参加するときには、会場までの交通費が必要になります。
特に、社会人経験者や自分の出身大学以外の大学院を受験する人(外部受験)は、できるだけ現地へ行き、志望している大学院の先生や先輩と直接話し、雰囲気などをつかんでおくことを推奨します。
▶大学院選びで重視したこと
▶研究室訪問のやりかた
受験勉強
予備校代
自分は、予備校に通っていたので、予備校代がかかりました。1年間で約50万円弱でした。
予備校によって金額や指導方針は異なります。対面の場合、予備校までの交通費も必要になります。
▶予備校を選ぶポイント
▶予備校に行くべきか
参考書代
手元にある参考書だけでは足りなかったため、参考書を購入しました。
自分が購入した参考書はこちらにまとめました。
▶受験対策参考書まとめ
▶心理学のおすすめ参考書
過去問の英語論文の取り寄せ
過去問として入手できる資料の中には、著作権の関係で、英文が掲載されていないものがほとんどです。出典は記載されているため、自分で引用元の英語論文を取り寄せて読みました。
論文には、無料で手に入れられる論文と、有料の論文があります。
自分は、大学図書館を利用して、英語論文を取り寄せていました。
▶心理英語の勉強スケジュール
▶論文の探し方
カフェ代
勉強に行き詰まった時やモチベーションを維持するために、定期的にカフェやコワーキングスペースに行って勉強をしていました。
集中する時間をお金で買う、といった気持ちでカフェに課金をしていました。
▶大学院に合格できた理由
スポンサーリンク
出願
受験料
当然、大学院を受験する時には受験料が必要になります。
1校につき、30,000円かかる大学院が多い印象です。
複数校受験する場合、受験する大学院の数が増えるだけ、受験料も多くかかります。
受験料の振込手数料も数百円かかりました。
願書の送料
願書を送るときに送料が発生します。
また、現金書留や速達指定の場合が多いため、1校につき、数百円~1,000円程度かかると考えた方がいいと思います。
郵便局がやっている時間に合わせて郵送する必要があるので、平日昼間に仕事をしている人は、時間の調整も必要です。
受験に必要な書類(卒業証明書・成績証明書)
出身大学の卒業証明書、成績証明書などが必要になります。
自分の場合、4年制大学と通信制大学の2つの大学に通っていたため、両方の大学から証明書を取り寄せる必要がありました。
また、出願する大学院の数だけ証明書を取り寄せる必要があります。(当然、出願校が増えるだけ、取り寄せる部数が増えます)
自分の場合、必要書類の取り寄せで出願1校につき、2,000円程度の出費が必要になりました。
証明写真
受験票に貼る用の証明写真が必要になります。
また、合格後も学生証用などで証明写真の提出が必要になる場合が多いと考えられます。多めに写真を用意しておくのがおすすめです。
研究計画書や卒業論文の印刷代
研究計画書や卒業論文の提出を求められる場合、それらを印刷して同封する必要もあります。
自分は、卒業論文の提出が必要な大学院に出願したため、100ページ以上の卒業論文を印刷するコピー代も必要となりました。
受験
受験会場までの交通費
受験当日に、受験会場に行くまでの交通費が必要となりました。
遠方の場合、ホテルの宿泊料も必要になります。
スーツ代
面接のときにはスーツを着用します。持っていない場合、スーツを購入する必要があります。
まとめ
今回は、心理系大学院受験にかかった費用をまとめました。
併願校が増えれば増えるだけ、安くない受験料がのしかかってきます。
必要書類などを含めると大学院1校を受験するために約40,000円程度を見込んでおくといいと思います。
併願校の数や、交通費、予備校代など個人によって金額は異なりますが、この記事の情報から、ざっくりとした予算感はつかめるのではないでしょうか。
心理系大学院へ進学した後のお金事情についてはこちらの記事にまとめました。
また、通信制大学を卒業するまでにかかった費用については、こちらの記事にまとめてあります。
このサイトには、社会人から心理系大学院に合格した自分の勉強ノウハウをまとめています。
記事を探すときは「サイトマップ」が便利です。
更新情報はTwitter(@mtmt_yama_)をチェックしてください。
▶大学院受験 勉強法まとめ
▶心理系大学院受験 Q&A集
▶心理系大学院 合格体験記
▶通信制大学から大学院に合格できた理由
▶志望校の探し方
このサイトは、通信制大学での学習や大学院受験の情報集めで苦労した経験から、少しでも同じ境遇の人の役に立ちたいと考え、立ち上げました。
ありがたいことに想像以上の方に閲覧していただいています。
「信頼できる情報が少ない中、参考になった」「心理学を学ぶ一歩を踏み出すきっかけとなった」というお声もいただいています。
自分としては、できるだけ長期間、サイト運営を継続したいと考えています。
もし「このサイトが役に立った」「もっと長く運営してほしい」「記事数を増やしてほしい」と感じてくれる方がいらっしゃいましたら、投げ銭していただけるとサイト運営のモチベーションになります。
投げ銭は、リンク先のnoteから行えます。noteにはオフレコの話や、実習先の自己開拓の話などを書いています。
スポンサーリンク
<おすすめの記事>